トップページ>中国花贈り知識(花の手入れ)
お花を飾る場所に気をつけてあげましょう。お花は、高温、直射日光、風、乾燥を嫌います。窓辺などにお花を飾るのはよく見かけることですが、実は昼夜の温度差が激しくなるためよくありません。エアコンの風が直接あたるような場所もとても乾燥するので要注意です。多くのお花にとって最適な条件は2℃から6℃のちょっと寒いようなところ。直接日や風があたらなくて、温度変化が激しくない、換気のよいところというと、家の中では玄関がお薦めです。お客さまをお花と一緒にお迎えするなんて素適ですよね。風水的にも玄関に花を飾るのは幸運なようですよ。さらにお花に快適な場所を与えてあげる為の豆知識を3つ。
熟した果実はエチレンガスというガスを発生させています。これは生長ホルモンの一種で、老化、熟成を促がす作用があるといわれています。木の枝で熟すことなく収穫されてしまった果実は、早く熟し子孫=種を残そうとエチレンガスを自分で発散しているのです。お花がこのエチレンガスを吸い込むと老化し急速にしおれてしまいます。果物とお花というとお見舞いのセット。お見舞いにお花を贈るときそっと教えてあげると、お見舞いされる方をお花が励ましてくれる時期が長くなり、ついでに物知りと尊敬されることになるかも。ちなみに排気ガスや、タバコの煙にもエチレンガスが含まれています。年齢より老けて見られるなんて人は、ヘビースモーカーだったりして。
痛んだ葉や花も盛んにエチレンガスを出しています。他の元気な花に影響を与えてしまう前に、取り除いてあげてください。
乾燥しやすいような場所に置いた場合には、ときどきお花全体に霧吹きでお水をかけてあげましょう。クチナシ、スミレなどは花びらからも水分を吸収します。但し、反対に蘭、ユリ、かすみ草、スイートピーなどは、花びらに水滴かつくと枯れてしまうので避けてください。